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大きな家|保育の窓

保育園は1つの大きな家と考えます。家の主人は子どもさん一人一人。職員はお手伝いさんや管理人で、役目は子どもの家に安全で魅力的な物を用意し、整えることと、主人である子どもさんができない事をお手伝いすることです。その保育の目的は一人一人がよい生活をすることにあります。

 花に水をやって成長を楽しんだり、魚や小動物に餌をあげたり喉がかわいたら茶を飲んだり、好きな場所で興味のある活動をしたりして、よい時間を過ごします。

 そのように自分の思いが達成でき、満足する日々を送ることで、自分に自信がつき、友達やまわりの人々への思いやりの気持ちが自然に育ってきます。

 大人中心ではなく子ども中心の生活を支える大人の関わりは忍耐、根気、我慢の連続でとても大変ですが、その大人の関わりが良い生活、よい育ちを作っていきます。

 新川こども園に通ってきてくれる子どもさん一人一人が「今日も楽しかった」と思ってもらえるよう、よい環境作りができるよう、指導したいと思います。