10、11月の個人面談では、お忙しい中ご参加頂き、ありがとうございました。今後も家庭で困っている事・園で気になる事などありましたら、いつでもお声掛け頂ければと思います。
とある日、外で遊んでいて、つき組2人の子がフラフープの取り合いで喧嘩になりました。「ぼくのー」「んー」とお互い譲る気配なく、引っ張り合いになり、座った状態での引っ張り合いだったので、危ない時はすぐに止めに入れるよう、近くで様子を見守りました。一生懸命自分の感情をぶつけ合い、一時引っ張り合いが続きました。私が仲裁に入ろうとした時「けんか~けんか~♪」と突然2人の表情が笑顔になり、引っ張り合いから遊びへと展開され、そのまま2人でフラフープを揺らしながら何事もなかったように遊び始めました。保育士が入らなくても子どもたち同士で解決している場面を見ることが増えました。
相手が怪我をする可能性がある場合、暴言が出てしまった時は、すぐ止めに入るようにしています。最近は「うるさい」「あっち行って」などといった言葉をよく耳にします。相手を傷つけてしまう事をしっかりと子ども達に伝えた上で、自分が見たり聞いた情報だけで判断せず「〇〇が嫌だったね」「使いたかったよね」とお互いの言い分をしっかりと聞き、仲裁するようにしています。
次第に言葉も増え始め、子ども同士で伝え合うやりとりも増えてきました。ケンカは悪いことではなく、子どもたちの成長にも繋がる大切な機会だと思っています。覚えた言葉で一生懸命相手に伝えようとする姿に成長を感じています。
この1年たくさんの子どもたちの成長を見ることができ、嬉しく思います。来年の子どもたちの成長も楽しみです。